【グラブル】グランブルーファンタジー キャラクターソング発売当時の歴史を振り返る VOL1~VOL5まで

2019年8月23日

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正直、キャラソンがここまでグラブルの人気コンテンツになるとは思ってなかった。

グラブルの中で、MMOめいたゲーム性が評価されているのは勿論のこと、特に評価が高いのが音楽、ストーリーだ。
一時期は陰鬱なイベントストーリーなどで賛否が分かれた時期もあったが、今ではギャグ、シリアス共に取っつきやすく、味わいの深いものになっている。

そのおかげか、傍らで続いてきた、キャラクターソングのコンテンツも、随分と大きくなってきた。

執筆している2019年現在、キャラクターソングは17曲+a、コンテンツとしては実に4年近く続いている。

例えば最近の曲だと、5周年イベント「000」に合わせた曲、『Ain Soph Aur』がとても印象強い。MVも非常に力の入ったものになっている。

曲の壮大さ、成長したサンダルフォンへの感情移入も相まって、イベント戦闘の中で流れた時、電流が走ったのを覚えている。この物語と音楽の融合が、キャラソンの強みなのだと実感した一曲だ。

しかし、グラブルのキャラソンの始まりが、ネタ曲から始まったということはご存知だろうか?

というわけで今回は、当時の人しか知らない、忘れ去られた歴史背景について振り返っていこうと思う。

VOL1.キミとボクのミライ 2015年6月24日~



元々はエイプリルフールのネタとして用意された曲。
ファンタジー世界の中で、ジータ達がアイドルをやる。今のグラブルでは割と普通だが、世界観の遊びが少なかった当時では、十分に羽目を外したネタだった。
作曲はゲーム音楽会の巨匠、植松伸夫氏が手がけた。凝った演出のムービー、植松氏にしては珍しいテイストの曲という意味でも、エイプリルフールネタとして強いインパクトを残した。

この翌年のエイプリルフールも引き続きアイドルネタをやったり、同封されていたアイドルスキンが多くのユーザーに使われたりと、長く愛される。

そして、後の公式生放送の中でメインテーマソングとして使われるようになり、そちらの印象が強くなっていく。

ネタ曲から始まった『キミとボクのミライ』だが、今では立派なグラブルの看板曲を名乗っていいだろう。

※余談
ボーカルはジータ、ルリア、マリー、ヴィーラの4人だが、ジータ以外の声優はアイドルマスター関係の作品を担当している。
そのせいなのか、翌年のエイプリルフールネタでも、「Pちゃんって呼んでもいい?」という台詞が出たりする。
CDにある個別パートを聴くとよりアイマス感が増す。


VOL2.ソラのミチシルベ 2015年12月23日~

キャラソン第二弾は人気キャラ、フェリがボーカル。
リミテッドキャラ化、格ゲー参入など、今でも人気キャラだが、昔から愛されていた。
SR、ハロウィンSR、SSR化、そして『ソラのミチシルベ』スキン。2016年時点でスキンが4種類も出ていることになる。

また、フェリCVの米澤円は歌手声優としても知られているが、
この曲を出した時期から本格的に歌手の活動を広げていった。

キャラソンCDとしても、その他の意味でも、色々な形でスタートダッシュを切った一曲と言える。

※余談
グラブルバーサスでは、『ソラのミチシルベ』アレンジ版がVSフェリの曲として挿入されている。

VOL3.三羽烏漢唄 2016年6月22日~

ジン(CV安元洋貴)、ソリッズ(CV藤原啓治)、オイゲン(CV小山力也)のおっさん達3人組による、 ネタに振り切ったどこまでも漢らしい曲。
初出は2016年1月のイベント「カイオラ」。
前2曲から打って変わるむさ苦しい曲が生まれたのは、2015年夏のカツウォヌスイベント「薫風、白波を蹴立てる」で発したセリフ「ソイヤ!」がネットで大ウケしたことがきっかけ。

※これが王道スマホRPGグランブルーファンタジーです。


ネットのウケに敏感なグラブル運営は「ソイヤ!」チャットスタンプを作り、更に翌年夏イベントでも「ソイヤ!」ネタに走るなど、どんどん攻めた。2015年〜2016年のグラブルの夏を一言で表すなら、「ソイヤ!」で解決してしまうほどだ。
その集大成として生まれたのが『三羽烏漢唄』。キャラソン三番手がこれでいいのか。

VOL4.ヨゾラのシズク 2016年6月22日~

アリーザ(CV高森奈津美)とジェシカ(CV瀬戸麻沙美)のデュエット。三羽烏漢唄と同日発売。
一見接点のない二人に思えるかもしれないが、正式サービスから2ヶ月目のイベント『臆病勇者と囚われの姫君』の配布SR組。古株のきくうし、またはサイドストーリーに触れてる新米きくうしなどは分かるだろうか。

この二人が選ばれたのは、初期キャラということ、声優は二人とも歌を主とした作品の経歴があること。この2点から選ばれたのかもしれない。

VOL5.Never Ending Fantasy 2016年7月27日~

大きく勝負に出た一曲。ネタではなく、ちゃんと作品に沿ったアイドルテイストの曲。
イベント『舞い歌う五花』で登場する、ディアンサ(CV水瀬いのり)をはじめとした巫女5人組のユニット曲。
彼女らは巫女や信徒といった設定ではあるが、イベント内ではオタ芸をする信徒、推しの名前を叫ぶシーン(後にスタンプ化)など、ほぼほぼアイドルとして描かれている。
また、イベントクリア後、5人の中から選び信頼度を上げると召喚石として加入するシステムなど、アイドルプロデュース的構造になっているのも面白い仕組みだった。


そんな王道ファンタジー世界には異色であるアイドルキャラが堂々と参入してきた訳だが、 過去に何度かシンデレラガールズコラボもやったせいか、あまり違和感はなく、ユーザーからはすんなりと受け入れられていた。
そのためか自然と人気は生まれ、2017年の夏ガチャには、強力なSSRキャラとして実装もされる。
そして2019年8月にはディアンサ達のCD2弾目となる『Happy New Genesis 』が発売。
グラブルキャラソンの中で、同キャラ(同ユニット)曲の2弾目が発売されるのは、ディアンサ達が初となる

まとめ

以上、VOL5までを紹介した。
VOL1でも述べたように元々はネタ曲が出発点のせいか、無難で安定感のある曲調が多く、初期は方向性を模索していたような印象だった。
だが、それはあくまで初期の話。『Never Ending Fantasy』を機に、より挑戦的で個性の強い曲が次々と生まれていく。
元々、グラブルは音楽が高く評価されている作品なので、キャラソンはその延長線として製作しやすかったのかもしれない。ユーザー側の取っつきやすさも同様だ。
実際、私自身キャラソンはあまり買わない性質だが、あまり抵抗感なく買っている。
冒頭で述べたように、現在は新曲のどれもが、推しキャラなら買いだと言い切れるほどに良曲揃いとなっているのもミソだ(2019年時点)
それらを語れるように、そして現在に至るまでの過程──VOL6以降についても書いていこうと思う。

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